2018/08/20

中学受験 「志望校を決める。」その2 選択基準として考えたこと。


志望校を決めるため、学校の存在をすべて把握して、絞り込みに入るのですが、子供自身

の選択ができるよう5校程度を子供に提示しました。我が家の場合、親としての譲れない選

択基準は、

・通学1時間以内であること。

・共学校であること。

・校風が子供の性格にあっていること。

・遅くとも中学2年には中学の履修範囲を終えるカリキュラムであること。

・学費が払える程度であること。

当然、「偏差値」も入るのですが、優先度は下げました。理由は後述します。

通学1時間以内であること。


近所の小学校へ通うのでさえ、ギリギリの時間に起きていました。朝はバタバタとしてい

ています。これより、1時間早くても、起こすのが大変です。忘れ物を取りに帰ってきた

り、部活に入れば朝練や大会もあるかも、塾に行くかも、前夜も勉強を切り上げて早く寝

なければいけない、災害や緊急時対応などなど上げ出したらキリがないですが、6年間も通

いますし、何より大事な時間のロスはできるだけ避けたいと考えていました。本当は30分

以内と言いたいところです。結局、今は電車で20分の所に通っています。これでも小学校

時代より40分~50分早く起きています。

共学校であること。


塾の先生から男子校を勧められたことがあります。「貴重な経験」だと・・。有名な御三

家も女子校だし。確かに灘や開成は男子校ですよね。全然届きませんが・・。

それぞれ長所、短所はあると思いますが、共学校へとの意向は両親とも一致していまし

た。

将来の職業が決まっているのなら、話は違うのかも知れませんが、学生時代が社会へ出る

準備期間と考えれば、「人間社会は男女で成り立っている」という当たり前の事から離れ

るのが、本当に「貴重な経験」となり、役に立つのでしょうか?

むしろ、男女がいるのが当たり前の学校での集団生活の方が常識(女性への配慮とか)が身

につくのではないか?

この辺りは、各ご家庭での考え方次第で、デリケートな所だと思います。

以上、中学受験 「志望校を決める。」その2 選択条件として考えたこと。・・という話題でした。