必要なのは合格最低点
今までの模試とは違い、実際に入試に取り組むのですから、最初は親も緊張します。
高得点ほど安心できるのですが、赤本や学校のホームページなどに、「合格最低点」が載
っていますので、それを基準に今の実力を把握し、今後の勉強の戦略を考えていきます。
っていますので、それを基準に今の実力を把握し、今後の勉強の戦略を考えていきます。
「合格最低点」より、足りない場合には、誤答してしまった問題の中でも、
基礎的な問題を重点的に復習します。
「これを取っておけば合格できた!」と子供(親も)の励みになります。
基礎的な問題を重点的に復習します。
「これを取っておけば合格できた!」と子供(親も)の励みになります。
うちの子のケースでは、第一志望校での正答率の低そうな「難問」は、思い切って捨て
て、ここでも復習させませんでした。
このブログでは、何度も述べさせていただいていますが、現状の学力に沿わない問題には
時間をかけませんでした。
復習は単元ごとに
復習の際には、その問題だけをやり直すだけではなく、
誤った単元を集中的にやり直します。
例えば「倍数算」なら「倍数算」、「食塩水」なら「食塩水」を今まで勉強してきた問題
集やテキストでもう一度解き直します。
実際に入試に出ているので、より真剣に取り組み、今までのテキストや問題集を繰り返す
ことによって、さらに定着を測れます。
効果倍増という訳です。
※国語の読解は、繰り返してもあまり効果があるとは思えませんので、解答までの経路を
確認して終了していました。
効果倍増という訳です。
※国語の読解は、繰り返してもあまり効果があるとは思えませんので、解答までの経路を
確認して終了していました。
合格最低点に足りなくても・・
「何年分やっても合格点に行かない」ケースや「合格最低点からかなり下」のケースを除
いて、「合格最低点」に届いていなくても、過剰に悲観する必要はないと思います。
うちの子の場合も、年度によって得点が大きくブレました。
特に算数は、合格最低点を下回った年度が2~3回ありました。
反対に、満点近くできた年度もありました。
「もしかしたら、算数で失敗かも?」とか考える時もありましたが、
本番では合格者平均より、やや上だったようです。
本番では合格者平均より、やや上だったようです。
ということは、本番では自己最高点でも自己最低点でもなく、自己の平均あたりか、やや
上ということになります。
上ということになります。
得点も重要ですが、時間配分など、学校特有の問題に慣れてしまうことの方が重要だと思
います。
以上、中学受験 「赤本・過去問はいつから、どう取り組むか。」2・・という話題でした。
以上、中学受験 「赤本・過去問はいつから、どう取り組むか。」2・・という話題でした。