2018/10/11

中古マンションは1年でどれくらい価格が下がるのか?

一般的に、自宅マンションや戸建ては、新築価格から1年ごとにどのくらい価格が下がって

いくのでしょうか?

私の自宅マンションを売却する際、担当をした営業マンは、「だいたい1年間で100万~

150万円」と言っていました。


不動産情報サイト「SUUMO(スーモ)」で面白いデータがありました。

戸建て、マンションの新築時からの資産価値の推移
引用:https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/ms_chuko/mc_knowhow/s0tks000/

この表を参考に個々のケースを当てはめれば、 おおよその時価をつかむことができます。

[図2]のマンションの場合、15年で57.3%(!)の下落。

買って15~20年間は右肩下がり・・。

まず、購入後すぐに大きく下がる理由は、「新築プレミアム(簡単にいえば、不動産会社の

利益分)」が無くなるから。

その後は、主に建物部分の価値が下がっていきます。

売却を考えると、強いて言えば、一旦下げ止まっている4、5年目か7、8年目でしょう

か?

このケースは、分譲時に5500万円ほどと考えられるので1年では200万円程度下がってい

く計算。

私のケースは、もう少し安い物件でしたので、1年辺り150万円程度となります。

おおよそ、営業マンの言っていた目安と合致します。

売却する場合の目標値は、この下落率よりも高い価格としたいです。

逆に中古マンションの購入を考えるのなら、築15年を経過したものでしょうか。

戸建ての下落率はマンションに比べてゆるやか。

築15年で32%の下落。

戸建ての場合は、土地の価格次第なのかも知れません。

戸建てはマンションほど建物の価格が下がらないようです。

いずれにしても、営業マンの言っていた目安はおおよそ的を射ていたことになります。

将来、自宅の売却をお考えの方は、早めに時価を把握しておきましょう。



以上、「中古マンションは1年でどれくらい価格が下がるのか?」という話題でした。