2016年に始まった電力の自由化。
なかなか切り替えが進んでいないと言われますね。
調べてみると、全国平均で、
新会社への契約先の切り替え(スイッチング)が約9.5%
自社内の契約の切り替えが約6.0%
合わせて約15.5%
(2018年1月現在 資源エネルギー庁)
ただし、これは法人を含めていますので、家庭ではこの約半分くらいだそうです。
ほんの少しずつ増えているようです。
なんとなく不安感があるのでしょうか。
私も「よくわからない」し「面倒」って思ってました。
でも、同じ電気を使って安くなるなら、それに越したことはない。
実際に切り替えてみると、何も面倒ではなく、日常生活はなにも変わりません。
スマホの乗り換えの方がよっぽど面倒です。
それで、電気料金はぐっと下がりました。
結果が出てから調べてみました。遅いけど・・(苦笑)。
・基本料金を安くする。
ところが料金計算の仕組みを理解して対策をとっているケースは少ないようです。
出典:東京電力エナジーパートナー |
基本料金は月額固定。
電力量料金と賦課金は、毎月の使用量に単価を掛け合わせて計算する。
節電すれば、電力量料金と賦課金は下がることになる。
企業や家庭が電力会社と結ぶ契約メニューは種類がたくさんあります。
また、それぞれ基本料金に違いがあります。
どの契約メニューが適用されているかを確認することがはじめの一歩。
共通して間違いなく料金を下げるには、契約電力を下げること。
そうすると、間違いなく基本料金部分は安くなります。
出典:東京電力エナジーパートナー |
一時的にでも大きな電力を使わないように気をつける。
そうすれば、低めのアンペアのブレーカーに変えても支障はないはず。
たいていの家庭は余裕のあるアンペアになっているようです。
従来の大手電力は大体同じ仕組み。
契約アンペアを切り替える場合は、自社内での契約の切り替えとなる。
・基本料金がない(0円)プランにしてみた。
新会社へ切り替えると言っても、どこが良いのかさっぱりわからない・・。
電力比較サイト エネチェンジが便利でした。
「燃料費調整費」や「再生エネルギー・・」はどの会社もあまり変わらない。
あとは料金単価と基本料金。
料金単価は住んでいる地域によって違うので、比較検討が必要。
出来るだけ安い会社で選択。
料金単価は、「激安!」と言えるところは少ない感じ・・。
あっても、基本料金が高い場合や「2年縛り」がある。
私は「2年縛り」大嫌い派。
スマホでコリゴリ・・です。
やはり、確実に料金を下げるには基本料金を下げること。
自社内の切り替えは、大きな電気を使うとき、ブレーカーが飛ぶ可能性があります。
私は何度が経験があり、心配でもあるので、新会社の基本料金がない(0円)プランにしまし
た。
これなら、一時的に大きく使っても問題はない。
もし、1か月間電気を使わなければ、料金は0円です。
なおかつ、2年縛りのない会社。
料金単価は、今より少し安い程度。
切り替えの手続きは、拍子抜けするほど簡単。
エネチェンジで会社を選択。
WEBサイト上で申し込みをするだけ。
利用中の大手電力会社に連絡する必要もありません。
すべて、新会社が手配してくれます。
7月から切り替えましたが、
今年の夏は特に暑く、エアコンは夜もつけっぱなし・・。
我が家は、毎年1万円を超えます。
今年の8月は軽く1万円を超え、1万5千円くらいかな・・と思っていました。
ところが、電気代の請求は9千円もいってません。
何も不便を感じなかったので検討の価値アリです。
・・以上、「電力会社を切り替えたら期待以上に安くなった!。知らなきゃ損する電気料金の仕組み。」という話題でした。