2018/10/16

電力会社を切り替えたら期待以上に安くなった!。知らなきゃ損する電気料金の仕組み。

新電力会社「契約内容のお知らせ」の一部分


2016年に始まった電力の自由化。

なかなか切り替えが進んでいないと言われますね。

調べてみると、全国平均で、

新会社への契約先の切り替え(スイッチング)が約9.5%

自社内の契約の切り替えが約6.0% 

合わせて約15.5% 
 
                       (2018年1月現在 資源エネルギー庁)

ただし、これは法人を含めていますので、家庭ではこの約半分くらいだそうです。

ほんの少しずつ増えているようです。

なんとなく不安感があるのでしょうか。

私も「よくわからない」し「面倒」って思ってました。

でも、同じ電気を使って安くなるなら、それに越したことはない。

実際に切り替えてみると、何も面倒ではなく、日常生活はなにも変わりません。

スマホの乗り換えの方がよっぽど面倒です。

それで、電気料金はぐっと下がりました。

結果が出てから調べてみました。遅いけど・・(苦笑)。


・基本料金を安くする。


東日本大震災以降、電気料金の値上げが相次ぎ、困っている家庭や企業は多いはず。

ところが料金計算の仕組みを理解して対策をとっているケースは少ないようです。


「電気料金の計算式」を図で表現した。
出典:東京電力エナジーパートナー


基本料金は月額固定。

電力量料金と賦課金は、毎月の使用量に単価を掛け合わせて計算する。

節電すれば、電力量料金と賦課金は下がることになる。

企業や家庭が電力会社と結ぶ契約メニューは種類がたくさんあります。

また、それぞれ基本料金に違いがあります。

どの契約メニューが適用されているかを確認することがはじめの一歩。

共通して間違いなく料金を下げるには、契約電力を下げること。

そうすると、間違いなく基本料金部分は安くなります。


「契約アンペアの確認方法」をブレーカーの色別で明記した。
出典:東京電力エナジーパートナー

一時的にでも大きな電力を使わないように気をつける。

そうすれば、低めのアンペアのブレーカーに変えても支障はないはず。

たいていの家庭は余裕のあるアンペアになっているようです

従来の大手電力は大体同じ仕組み。

契約アンペアを切り替える場合は、自社内での契約の切り替えとなる。



・基本料金がない(0円)プランにしてみた。


新会社へ切り替えると言っても、どこが良いのかさっぱりわからない・・。

電力比較サイト エネチェンジが便利でした。

「燃料費調整費」や「再生エネルギー・・」はどの会社もあまり変わらない。

あとは料金単価と基本料金。

料金単価は住んでいる地域によって違うので、比較検討が必要。

出来るだけ安い会社で選択。

料金単価は、「激安!」と言えるところは少ない感じ・・。

あっても、基本料金が高い場合や「2年縛り」がある。

私は「2年縛り」大嫌い派。

スマホでコリゴリ・・です。

やはり、確実に料金を下げるには基本料金を下げること。

自社内の切り替えは、大きな電気を使うとき、ブレーカーが飛ぶ可能性があります。

私は何度が経験があり、心配でもあるので、新会社の基本料金がない(0円)プランにしまし

た。

これなら、一時的に大きく使っても問題はない。

もし、1か月間電気を使わなければ、料金は0円です。

なおかつ、2年縛りのない会社

料金単価は、今より少し安い程度。

切り替えの手続きは、拍子抜けするほど簡単。

エネチェンジで会社を選択。

WEBサイト上で申し込みをするだけ。

利用中の大手電力会社に連絡する必要もありません。

すべて、新会社が手配してくれます。

7月から切り替えましたが、

今年の夏は特に暑く、エアコンは夜もつけっぱなし・・。

我が家は、毎年1万円を超えます。

今年の8月は軽く1万円を超え、1万5千円くらいかな・・と思っていました。

ところが、電気代の請求は9千円もいってません。

何も不便を感じなかったので検討の価値アリです。



・・以上、「電力会社を切り替えたら期待以上に安くなった!。知らなきゃ損する電気料金の仕組み。」という話題でした。