2018/10/31

アマゾンは銀行、ポイントサイトも駆逐する。

Amazonギフト券 チャージタイプのポイント付与率


ファイナンシャルプランナーは節約の提案ばかりが仕事ではない。

より合理的なお金の使い方を提案するのだ。

ネットでの買い物、ネット通販は日常生活のあらゆる場面で定着した。

私も欲しいものがあれば、まずWEBサイトを探す。

アマゾン、楽天、ヤフオク、メルカリなどなど。

なかでも、私がもっとも利用するのは、アマゾン。


一応いろいろなサイトで探してはみるが、アマゾンにないものはほぼない。

だから、最近は探す時間も惜しいので、直でアマゾンを見る。

その上、安いし、すぐに届く。

結局、アマゾンで購入することが多い。

年間10万円は超えています。


Amazonギフト券は高利率の金融商品。


アマゾンは「Amazonギフト券」というのを出している。

ふるさと納税の返礼や企業の景品としても大変な人気商品だ。

もちろん、自分でも使うことができる。

チャージタイプを現金で残高に追加すると、ポイントが付与される。

金額によって優遇率が変わり(表による)、プライム会員になると優遇してもらえる。

最大で9万円以上のチャージで、プライム会員なら2.5%のポイントになる。

このギフト券は発行日から10年間(!)有効

ポイントは、無期限(!)有効
取り敢えず10万円チャージして、もし1年間でいくらも使わなかったとしても、残りの9年
では使い切ることができるでしょう。
今、銀行に10万円預金しても年2.5%の金利は付かない。
しかも、税金を取られます。
クレジットカードでのポイント還元も1%が主流。
他のショッピングモールのポイント増量還元も期間固定が多く、使い勝手が悪い。
結局、何も使えず、未消化だったり・・。
ならば、アマゾンに10万円をチャージして、2500円分のポイントを受け取った方が、メリ
ットが大きく、合理的。
しかも、何年も経たなくてもチャージした翌月に2.5%
ということなら、将来アマゾンでの買い物で使うお金を銀行預金に置いておく理由がな
い。

役割は銀行と変わらない。

アマゾンで消費する人に取って、アマゾンのギフト券が実質的に銀行口座と同じ役割を果た

していると言える。

何かと手数料ばかり取られる不便な銀行口座のメリットは小さくなる。

EC市場で世界一のアマゾン。

主要国のB2C取引額と市場シェアの表
引用:2017年版「ジェトロ世界貿易投資報告」総論編(ポイント)


業界の垣根を超えて膨張し続けています。

私は、プライム会員になって6年ほどになる。

この間、購入者としてサービス内容が改悪になった覚えがない。

そして、この点が他のショッピングモールやカード会社と大きく異なる。

色々と逆風もあるようですが、私たち消費者に利便性とメリットを提供し続ける姿勢は変

らないでほしい。

・・以上、「アマゾンは銀行、ポイントサイトも駆逐する。」という話題でした。