2018/10/09
不動産を早く、高く売る方法。NO.6 「リフォームをした方が高く売れるのか?」
家に投函されるチラシや物件サイトを見ると、「リフォーム済み」の物件も多数あるのが
わかります。
自宅を売却する際、「リフォームをした方がいいのかなあ?」と思いますよね。
「リフォーム済み」の物件は、ご自身で相場を調べた方なら、販売価格が割高になってい
るのがわかります。
→不動産を早く、高く売る方法。NO3、「自分で相場を調べる。」「できるだけ多くの買い手候補に物件をみてもらう。」
リフォームの代金+αを上乗せしている訳です。
購入者は求めているのは何か?→「できる限り低価格」の物件です。
物件の状態にも拠るのですが、もし壁紙が汚れている程度の理由であれば、リフォームを
しない方が無難です。
もし、あなたの厚意で販売価格に上乗せしないのであれば話は別ですが、ここでは「高
く売る」ための話とします。
私が売却したケースでは、何も手をつけない状態で内覧してもらいました。
そして、購入した方は3度目くらいの内覧の際、リフォーム業者の方と来られ、「壁紙は
すべて張り替える」とおっしゃっていました。
張り替えるほど汚くなかったにもかかわらず・・です(涙)。
また、畳の間はすべて洋間に作り替えるとのことでした。
要するに、実際に中古物件の購入を考えている人は、購入後の壁紙の貼り替えやリフォー
ム費用などを予め念頭に入れて動いています。
ですから、リフォーム出来る範囲のところが汚れていても全く問題ないわけです。
壁紙や水回りなどのリフォームは購入者の好みがあるので、下手に売り主がリフォームし
て物件の販売価格に上乗せした場合、かえって購入予定者が敬遠する可能性が高くなりま
す。
特別な事情がない限り、お金はかけないようにしましょう。
「既にリフォームしてしまった!」という方は、
単に「リフォーム済み」とせず、具体的にどこを、どのようにリフォームしたのかを記載
するようにしてください。
せっかくお金をかけてリフォームしたのにもかかわらず、何も記載しない方や業者が多い
です。
もったいないですし、差別化しない手はありません。
写真も撮って、積極的にアピールするようにしましょう。
以上、不動産を早く、高く売る方法。NO.6 「リフォームをした方が高く売れるのか?」という話題でした。